とうとう(やっと)見ました。劇場版ガンダム00。
OOQ(ダブルオークアンタ)が戦わなさスギとか、戦いが早すぎて分かり辛かったとか、既にいろんな方の感想が出ている部分は、正直その通り、だと思います。
で、「映画」として見た場合の感想はと言いますと・・・
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1)よくもまぁ劇場版1本にまとめたなぁ。
2)TV版見てないと良く分からないよね。(無論、私はTVからファン♪)
3)ELS見てるとスタートレック思い出す。出現がちょっと唐突。
4)死亡メンバーカッコよすぎ。 「これは死ではない!未来を切り開く・・・・」
5)サバーニャは、まるでストライクフリーダム。好きです。大好きです。まさに「乱れ打つぜぇー!」
6)デカルト・シャーマン・・・・
7)マクロスF以上に早い戦闘シーンは、TVシリーズから相当にMSの性能が上がったことが分かりやすいが、戦いの内容は分かり辛い。
8)ELSの擬態は、ラストのための伏線なんだろうが、正直不要。彼らが擬態するなら、既に地球に来るまで何度も擬態しているはず。にも関わらず、地球に来て大きく変わるというのは変だと思う。オリジナルリボンズをELSが知っていながら、ELSの存在をヴェーダが把握していなかったことにも違和感。
9)OOQは、アリだと思う。最後のワープ(量子化)は、苦笑したが。
10)せっかくここまで来たのに、ロックオンやアレルヤなどメインキャラのその後を語らないって、どーよ。
11)「刹那、オマエは変わるんだ。変われなかったオレの代わりに。」とロックオンは言っていた。確かにそう言った。でも刹那、変わりすぎだお・・・
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といった感じです。
あくまで映画として見るなら面白いです!何度も見てしまいます!
名台詞も連発。画もGood Job!
でも、「ガンダム」銘を冠した映画としては、期待を裏切りすぎ!な感があります。
戦わずに分かり合うことの大切さを伝える。そのコンセプトは分かります。しかし、ガンダムは戦うモノだと思うんです。戦うことが「正」ではないことを、戦うことで示し”続ける”。そう、”続ける”ことに意味があるのではないでしょうか。
人間は、やっぱりいつの時代でも「戦ってしまう」。そのことをガンダムはいつの時代でも示し、諭し続ける。だからガンダムを見て育った子どもたちは、大人になって社会に出ていろんなモノと戦って、やっぱりガンダムに帰ってくる(笑)。
ガンダムの凄さの一つに、初代からずっと、概ねストーリーが似ていることがあるかと。迷う主人公、仲間、敵、その全てが混沌としていて、結局は本当に悪な人間はいなくって、みんな何かを求めて、もしくは分からずに戦ってしまう。そしてクライマックスには大きなビーム砲が・・・w
キャラクターの意思・感情が現実の戦争的なところが、SFなのにリアルさを感じさせてくれるのではないかと思います。
「ガンダム」の名を冠するなら、「戦争根絶に武力で介入するという矛盾を抱えたソレスタル・ビーイング」の主軸のままで行って欲しかったかなぁ。
あー長くなってしまいました。
何はともあれ、劇場版ガンダム00の感想を一言でまとめるなら・・・
フェルトはイイ女!
に尽きます!!フェルト、最高です。大好きです!!
あぁ、オレはこれを言いたかったんだな・・・アニュー・・・
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